かつての花街のオアシス
今も流れる、やわらかな空気

津城跡や市役所などのある丸の内から街道をはさんで、少しのんびりとした乙部の町なみ。その一角に突如あらわれる、無骨な煙突が「敷島湯」の目印です。昭和29年の創業当時、近くには花街が栄え、芸者さんたちでいっぱいだったというこの銭湯。そんな時代の名残か、渋めのかっこいい外観とはうって変わって、館内にはどこかやわらかな空気が流れているように感じます。紫のベンチにパステルカラーのタイル、脱衣場をふんわりと包む淡い色調がやさしい。そしてなによりも、この銭湯は古いのに、どこを見ても清潔に整えられていて本当に気持ちがいい。敷島湯に流れるこのやわらかな空気が、きっと幾多の芸者さんたちを癒してきたに違いありません。

敷島湯

津市乙部23-20
  059-227-1602
  16:00〜23:00
水・土曜定休
P有り(12台)